2020年のイースターに、この「奇跡のWellbeing(ウェルビーイング)*」を始められることを、感謝します。
イースター(Easter)は復活祭、と訳される、西欧ではクリスマスの次に大きな国民行事です。
十字架で死んだイエス・キリストが三日後に生き返ったことを祝うイースター。
死んだ人が生き返るなんて、まさに奇跡。
その奇跡を祝う日に、「奇跡のWellbeing」を始められるということ自体、私にとっては奇跡なのです。
なぜ、「奇跡のWellbeing」?
実は、このコロナ禍でUKがロックダウンになった日から、この前例のない異常事態の間、
私はうちにいる時期を主なる神さまに捧げることに決めたのでした。
そしたら、この悲惨な暗い時期なのに、日々たくさんの光が来て、私の心を満たしてくれています。
小さな奇跡が毎日起こっています。
このパンデミックで本当にたくさんの人が苦しんでいる。
家族や友達がコロナにかかって心配している。
中には愛する人を亡くしてしまって嘆き悲しんでいる人もいる。
私の心優しい友達はニュースを見て毎日涙を流している。
仕事がなくなりお金の心配をせずにはいられない人もいる。
会いたい人に会えなくて悲しい思いをしている人もいる。
特に一人で住んでいる人の孤独感は堪えがたいものかもしれない。
NHSのワーカーだけでなくキーワーカーの人たちは自分の命を懸けて、働いてくれている。
こういう状況で私ができることは、天からの光と奇跡をみなさまとシェアすることだということに思い至ったのです。
キーメッセージは、心を開いて光を受け入れてみると、奇跡はあなたの人生にも起こりえますよ、
ということです。そして、私の望みは、この記事を通して、
あなたのウェルビーイングのレベルがすこしでもアップすることです。
なぜなら、奇跡って、心をワクワクドキドキさせませんか?
人それぞれの人生は違うし、信念も考え方も違う。
でも、もし奇跡を期待し受け取っていくことができたら、
そしてそれがあなたのウェルビーイングの向上につながれば、
ヘルスプロモーターとして、そんなに嬉しいことはありません。
あなたのこれまでの人生で奇跡が起こったこと、ありますか?
奇跡って、辞書をひもとくと、常識では考えられない不思議なこととか、
理性では捉えられない驚くべきこと、と定義されています。
この定義でいくと、奇跡は私のこれまでの人生に散りばめられている、
と言うことができます。とてもありがたいことに。
たとえば、新車がガソリン満タンで贈られた、というのはある意味、
これまでに受けた物質的には一番大きい奇跡でしたが、
小さな奇跡もたくさんあります。
これから、その奇跡を少しずつおすそ分けしていきたいと思います。
第一回目のきょうは、目覚めの奇跡。
セラピストをしている私はクライアントのことをつい考えてしまったり
リサーチのことやいろいろな問題のことを考えたりしてしまい、夜眠れないことも時折あります。
そういう年ごろ、ということもあるかも、ですが。
疲れているのに眠れないっていうのは、けっこうつらいものがありますよね。
でも、最近ロックダウンが始まってから気づいたことがありました。
朝すごく早く、3時くらいに眼が覚めてしまっても、心の中が平安と喜びで満たされているのです!
たいていよく寝た朝の目覚めは感謝して起きるのを常としている私ですが、
でも、よく眠れなかったり、朝早く目が覚めたりしてしまうと、不機嫌になってしまっていました。
だから、その平安の存在に自分でもびっくり。
朝目覚めた時点で、神さまを感じたからかもしれません。
起き上がって、祈っているうちにその平安と深い喜びはどんどん深くなり、心がとろけそうになりました。
「それは、さゆりさんがクリスチャンだからでしょう。」という声が聞こえてきそうです。
確かにそうなのですが、でも、もし朝起きて、不安とか重い気持ちでいることに気づいたら、
たとえ特別な信仰をもっていなくても、
心を開き、命をつくってくださった方に向けて、「新しいこの一日を感謝します。」と
心の中で、または口に出して(その方が効果的)言ってみる、というのはいかがでしょうか。
そして、奇跡が起こるかどうか、しばし待ってみてください。
ポジティブ心理学でも、感謝の心とウェルビーイングは相関関係にあると、実証されています。
つまり、感謝をすればするほど健やかで幸せになる、ということです。
だから、一日を感謝で始めることには、大きな意義があるのです。
また、よい目覚めをするために、ポジティブ心理学で推奨されているのは、
眠るときも、その日にあった三つの良いことを思い出すということです。
どんな小さなことでも、その日あったことに感謝しながら眠りにつけたら、安らかに眠れる確率が高くなると思います。
この記事を書き始められたというのが、私にとってはきょうの奇跡です。
これから、少しずつ、こんな小さな奇跡をみなさまと分かち合いたいと考えていますので、どうぞよろしく。
コメント、質問等あれば、嬉しくたまわります。でも、ただ読み流してくださるだけでも、嬉しいです。
もしこういう記事には興味がないという方がいれば、
そうお伝えくだされば配信するのをやめますので、ご安心を。
* Wellbeing(ウェルビーイング)とは、身体的、精神的、社会的に健やかな状態をいいます。幸せ、という言葉にとても近い言葉です。
<おまけ>
これは友達のイングラが送ってくれたのですが、「歴史は繰り返す」ということに焦点をあてて、時を超えた詩になっています。
キャスリーン・オマラによって1869年に書かれたものが、1919年のパンデミックのときにリプリントされたとのこと。
(提供:Engela Collins)
訳してみると・・・
これは時代を超越しています…
そして人々は家にいました
本を読んだり
聞いたり
休みました
運動をし
アートを作って遊び
そして、新しい生き方を学びました
そして立ち止まって聞きました
もっと深く
ある人は瞑想し、ある人は祈り
ある者は自分の影に出会いました
そして人々は違った考え方をし始めました
そして人々は癒されました
そして、危険で、無意味で、無情で、
無知な生き方をする人がいなくなり、
地球も癒され始めました
そして危険が終わったとき
人々は自分自身を見つけました
彼らは死者のために悲しみました
そして新しい選択をしました
そして新しいビジョンを夢見て
そして、新しい生き方を生み出しました
そして地球は完全に癒されました
彼らが癒されたように
(訳:さゆり)
かがやくWellbeingをあなたに。
さゆり
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