昨日の記事をひらたくまとめると、
「私たちにはチョイスとフォーカスの自由がある。だか ら、それを意識して、心を守ろう」
ということでした。
それが、なぜ私にとっては驚くべき啓示だったかというと、今までの人生で一番苦しいと き、
全くのヘルプレスさに押しつぶされていたから。
ヘルプレスって、日本でも使う言葉に なってきているかどうかは知らないけれど、
自分ではどうすることもできない、手の施しよ うがない、という意味です。
そのヘルプレスっていう感覚が、あまりにも大きくて重くて、 どうしようもなかった。
こんな状況は変えたい、と思っても、変えられないことばかり。
…と、そう堅く信じ込んでいました。そのころは。
戻ってきてほしい、と百万回(数えたことないけど)も祈ったけれど、戻ってこなかった元 夫。
人の心は変えられない、考え方も行動も変えられないんだ、とまさに実感したのは、そ のときでした。
それがどんなに嫌なことでも、三人の娘たちを、お父さんのところに週の半 分は行かせなければならなかった。
それが、新しい彼女のうちだということが分かっていて も、くい止められなかった。
・・・耐えきれない痛みがいつも私の胸にあって、涙をどれ だけ流しても、その痛みは流れていかなかった。
ほんのわずかの教師の仕事だけでどうやっ て食べていくのか、お金の心配もしなくてはいけなかったし、
何よりも、生きていたいとい う気持ちがなくなってしまった時期もありました。
私の人生、自分でコントロールできるこ とは何もなかった。
そういう見方しかできていなかった、ということです。
そのときに、「見方を変える」とか「フォーカスを変える」とか「チョイスがある」とか言 われても、
何のことやら、ぜんぜんわからなかったでしょう。
たとえ頭で分かっても、心が ついていかなかったことでしょう。
だけど、神さまは、じょじょに私の心に光を注いでくださって、癒してくださいました。
私の心が受け入れられるようになったとき、‘小さな奇跡’をいくつも起こしてくださった。
たとえば、小さな娘たちの小さな「おかあさん、大好き」というメモであったり、
心から信 頼できる弁護士に出会えたことだったり、
お風呂につかっているときに聞こえてきた「天か らの声」だったり。
たくさんのそうした奇跡のおかげで、今、生きていられるわけです。
すごいことです。
こうして生きていられること自体、私にとっては、奇跡なのです。
それもスーパーナチュラルな平安に満たされて日々を生きられるって、
本当に感謝なこと。
ある友達が、この奇跡の Wellbeing1を読んで「私たちが今ここに存在して いる事が奇跡なのかな」
と返事をくれたけれど、まさしくそのとおり。
あの苦しいときに何の助けもなかったら、私も生きてこられなかったかもしれないから。
だから、そういう私に、
「チョイスとフォーカスの自由がある」というインスピレーション が来たのは、
意味がとても深いというわけです。
このインスピレーションを大切にして、心が重くなっている人たち、
或いは暗い時期に耐え ている人たちと分かち合えたら、
という気持ちでいます。
心を守ろうというメッセージの続きですが、
ものの見方だけでなく、何を自分の心に注いで いくか、
ということも、とても大切です。
どんな本を読むかとか、どんな音楽を聴くかとか (特に、音楽の歌詞には、気を付けるといいと思います)、
どんな言葉を受け流しまたは拒 絶し、どんな言葉を受け入れるか、
ということも、私たちは決める自由があるからです。
たとえば、このロックダウンや外出制限の状態で、コロナウイルスのニュースばかり見てい ると、
心配が強まり気分が悪くなるのは当たりまえで、
だから、気分をよくするために、好 きな音楽を聴いて歌おうとか、
庭仕事をして花を愛でたり野菜を育てたりしようとか。
嬉しいことに、私の周りの友達はすでにそうしている人が多いのですが、でも、
もし今のあなたの気持ちのト ーンが低くなっていたり、気分が滅入っていたりしたら、
ぜひ、この能力を最大限に使 ってみることをお勧めします。
でも、そんなことはもうやっているという方は、この記事、読み流してくださいね~。
<おまけの奇跡>
先述の友達が、ご主人の畑から取れた元気なルバーブを、今朝わざわざ持ってきてくれ ました。
あまりに色がきれいなので、写真を撮ってしまいました。
第3弾のように全く同じルバーブを同じ場所から、フォーカスだけ変えてみたら…
こんなきれいな色が、自然界にある、というのが、不思議。
さきほど、このルバーブをコンポートにしてカスタードと食べたら、あ~、なんて、幸せ♡
ごちそうさまでした♡
手塩にかけて育てた作物をシェアしてくれる優しい友達がいることに、感謝して。
輝く Wellbeing を!
さゆり