昨日の続きです。
森で、昨日一日のうちに初めて見た日の光が嬉しくて、写真を撮っていたときのこと。
ひとつ、驚いたことがあります。
全く同じ風景なのに、フォーカスする場所によって、ぜんぜん違って見えるのです!
携帯の画面でフォーカスをほんの少しずらすだけで、見える景色がこんなに変わるとは!!
そんなことは、もう誰でも分かっていることかもしれませんが、
私にとっては、ヘレンケラーにとっての「水」との出会い、
つまり、コップとの違いを認識できた最初の瞬間のように、衝撃的でした。
もしくは、リンゴが木から落ちたのを見て何かが閃いた瞬間のニュートン、
と言ってもいいかもしれません。
いわゆる、天からのインスピレーション、です。
この写真の違いを見てください。全く同じ場所から同じ風景を撮ったものです。
フォーカスだけわずか変えました。
つまり、焦点を変えると、見えるものが違う。
ということは、私たちの心がどこに焦点をおくかで、違うものが見えてくる、
ということではないでしょうか。全く同じものを見ていても、ほんの少しのフォーカスを変えれば、違うものを見られる、
ということは、今の自分の気持ちも自分で調整していくことができるということ、
と言ってしまったら飛躍しすぎかしら?
見えているものが自分の心に影響しないわけはないので、
どう見るかを自分で調整すれば、気持ちも調整できる、
ということになると思うのですが。
たとえば、光を
とても小さなものとして見るか、
大きなものとして見るか、
全く無視するか、
大切にするかは、
私次第だし、あなた次第ということですよね。
それで、日々の気持ちの風景がぐっと変わってくるかもしれません。
だから、きれいな光を意識的に見るようにしたら、きっと心が明るくなると思います。
「あなたがたに光がある間に、光の子どもとなるために、光を信じなさい」(ヨハネの福音書12:36)
<おまけの奇跡>
森で取ってきたネトル(イラクサ)を天ぷらにしたら、その美味しいことにびっくり!
どこにでもある雑草だし、触るとチクチク痛いので人に嫌われているネトルが、
栄養があって(鉄分、ビタミンCがブロッコリーとかホウレンソウよりも豊富とか)、
こんなに美味しく食べられるというのは、ちょっとした奇跡、と言ってもいいのでは?
これも、ネトルをどう見るか、ですよね。触ると痛い雑草、と見るか、
或いは、自然の中に豊富にある栄養価の高いハーブ、と見るか、
それはあなた次第です☺
(緑のがネトルの天ぷらです。)
ネトルって、関節炎やリューマチなどにも効くかもしれないし、
可能性としてがん予防にもなるかも、というすごいハーブみたいですよ。
英語で申し訳ないけれど、参考までに、こちらをどうぞ。
輝くWellbeingを!
さゆり
PS 明日できたら、感動のビデオリンクを送りたいと思っています。お楽しみに。