奇跡のWellbeing 14 – 二人という奇跡 3

第13弾の最後に、こう書きました。

「すごくおもしろかったのだけど、あと、男性からの意見を聞いてみたいなあ。」

 

…と思っているところに、ちょうど、セネガルに住んでいる友達から久しぶりの電話が入りました。

タイミングがいいので、同じ質問(Q1 あなたは、何年、結婚生活が続いていますか?

Q2 それだけ(幸せな?) 結婚が続いた秘訣は一体何だと思われますか?)をしてみたら、

「結婚して18年。秘訣は、完全なる信頼関係。

なーんでも話ができて、隠し事が一切ないこと。

そして、どんな問題も、どちらかが答えをもっているか、またはどこかに答えがある、ということがわかっている。

つまり、話しているうちに、どうすればいいかわかること。

 

この二人の関係、私は常々すごいと思っていたのですが、これを聞いて、

やっぱり最高の関係、理想的な関係よね、と納得してしまいました。

「完全なる信頼関係。」ときっぱり言えるのは、さすが、と思います。

私の場合、こう言い切れないところが、ちょっと残念。

でも、まだ結婚して5年だから、今後伸ばしていけるかも。

 

あと、おしゃべりしながら問題解決をしてしまえるコミュニケーション力って、

素晴らしいと思います。

これはかつての私自身の大いなる反省点なのです。

前夫とは、思っていることが言えなかった部分があり、

たまっていたネガティブな気持ちを友達に言うばかりで、

本人には伝えることができていませんでした。

彼が嫌がることは何も言えない、という状態でした。

でもそれでは、けんかは免れられても、心は満足できません。

つまり、それって、コミュニケーション力がとても低いということ。

 

ですから、このことから学んで、今は、マイケルに何でも言うようにしています。

少しずつ私も成長しているのは、痛い思いをして学んだから。(人間、痛みも必要ですね。)

 

なんて、言いつつ、実は、まだまだ、今現在も、そのコミュニケーション力を高めるのに四苦八苦しているのです。

たとえば…と、話を進める前に、一番身近なマイケルに同じ質問を投げかけたときの答えを先に記しておきますね。

 

マイケルはこんな風に言っていました。

「僕はナンバー2、と思っていること。さゆりがナンバー1。

夫の役目は妻を幸せにするということを、心得ているから。

 

つまり、“Happy wife, happy life” (奥さんが幸せだと、人生は幸せ)ということらしい。

まあ、普段から、そういう言葉は口に出していますが、そして、

私もそれを実感できることも多々あることを感謝していますが…

 

でも、また、やってしまいました。

衝突。

 

なぜかというと、せっかく新居が決まって嬉しいはずなのに、私と彼のトーンがまるで違う。

奇跡的に予定よりも早く購入プロセスが完了したのに、どうして、そんなに不機嫌なの?

と幾度も聞いてしまうくらい、機嫌が悪いのです。

不機嫌は立派な環境破壊」*とはよく言ったもので、その不機嫌という環境汚染にやられて、

マイケルの言葉に私もついムッと反応してしまいました。

それで、マイケルは私を一人置いて、さっさとうちに帰ってしまったのは、

新居の鍵をもらったまさにその日、

二人で新居に行って、そうじを始めた日なのです。

その夜は、マイケルの顔を見るのもいやで、娘たちのところにお泊まりに行きました。

いわゆる、一日家出です。

 

 

まずお茶を入れて話を聞いてくれ、一人寝の私のために湯たんぽを用意してくれ

気持ちいいベッドで寝かせてくれた娘たちに、

なんてありがたいの、とその夜は心安らかに眠りについたのでした。

ロフトなので、天窓から星空が見え、なんて素敵なの、と感謝しながら。

 

朝も気合いが入った美味しい朝食(写真左)を作ってくれ、

気持ちよく元気に一日を始められました。

ありがとうね、娘たち。

(正直、親子の立場が逆転しているとは思いましたが・・・

彼とけんかして親のところに戻ってくる、

ということはよくありますよね。うちの場合、親がけんかして子どもに面倒見てもらうなんて・・・

ちょっと恥ずかしい)

 

そして、そのまま新居に行き、掃除の続きを一人でしたのでした。

マイケルも来て一緒に掃除するだろうと思っていたあてがはずれて残念ではあったけれど、

けんかするより、一人で気持ちよく掃除する方がよほどうれしい、と考えることにしました。

でも、うちに帰ると、「どうして一日ぼくに連絡とらなかったの?」なんてしらばくれているマイケルに、

また腹が立ってしまい、そうすると、話もしたくなくなり、別の部屋で寝るつもりでいました。

 

でも、ふと迷ったそのときに、

怒ったまま、一日を終えてはいけない。」*

という聖書の言葉が心に来て、抵抗する気持ちはあったけれど、

でもみ言葉に従って、マイケルのことを許したのでした。

 

・・・でもそれなのに、普段ならちょっとしたけんかをしても、すぐだっこしてくれるマイケルは、

この日は私がベッドに来ても、知らんふりで寝ています。

 

朝目が早く目が覚めたので、起き上がってずっと祈っていると、一つのことが示されました。

 

「マイケルは、過去のことから傷ついている。」ということ。

はっとして、私の心はその瞬間ゆるみました。

 

そしたら、そのあと、マイケルは、衝突後初めて手を伸ばしてきて、私の手を握り、

お互い仲直りしたのでした。

 

この件で一つはっきりしたのは、この衝突は、霊的な要素が大きかったこと。

祈りでしか解決できないことだと分かったことは大きな学びでした。

 

そのあと、二人で話して分かったことは、不機嫌の理由の一つは、

マイケルのお父さんがDIYをする度に機嫌が悪くなっていたので、

ついマイケルもそうなる傾向があることでした。

お父さんの態度に小さいマイケルは傷ついていたのかもしれません。

もう一つは、きのう話して分かったのですが、新居を買ったことで二つもローンができてしまい、

経済的負担にプレッシャーを感じてしまったということ。

それは、私も感じたので分かります。

この二つのことは二人で祈って、もう大丈夫になりました。

 

こうして、祈りと話し合いという両方のコミュニケーションをとることこそが、

私たちにとってかぎとなる大切なことだということを、再認識している状況です。

今現在も二人で学び合っているわけです。

誤解やけんかはもういや、ともうお手上げ状態の時もありますが、

一人だったらけんかもできないのですから、

好きな人と一緒に生きていられるということ、分かち合えることに感謝して。

 

<おまけの奇跡>

今回のもう一つの奇跡は、マイケルの変化です。

マイケルはDIYがどうも苦手、と私は感じていたけれど、最初は「プロに頼もう」と言っていたペンキ塗りも、

水道のつまりをなおすプラミングも庭のジャングルの始末も

「やっぱり僕がやる。」と言って、どんどんしてくれているのです。

私もいつもPCの前だから、こういう手作業は嬉しいし、共同作業ってやっぱり好き。

*『置かれた場所で咲きなさい』渡辺和子著(幻冬舎文庫)

*2 エペソへの手紙4:26

 

輝くWellbeingを!

 

さゆり