第5弾をかいつまむと、かつて‘ヘルプレス’だった私が、今、意図的に生きることができるようになり、
感謝している、ということでした。
このコロナで制限が厳しくなっている時期、自分の心を意図的に守っていくことは大切です。
昨日の朝と今朝、両日、早くに目が覚めて、なんとなく森に行くといいという感じがしたので、
横で寝ているマイケルを起こさないようにそっと起きだし、着替えて、うちから2-3分の森に歩いて行きました。
イギリス的には大きくはない公園(ヒートンパーク)ですが、公園内にいくつか小さな森があるのです。
森に近づくにつれ、小鳥の歌声が響いてきました。森に入ると、歌声はさらにクリアに豊かになり、
いろいろな歌声が相まって、まさに、ドーンコーラスです。
ドーン(Dawn)は夜明けという意味で、だから、夜明けの小鳥のさえずりをこちらでは、ドーンコーラス(Dawn Chorus)といいます。
あまりにも素敵なドーンコーラスなので、つい録音してしまいました。もしよろしければ、聴いてみてくださいね。(約30秒)
このドーンコーラスに聴き入りながら、そのことに感謝し、心を世界の創造主に向けると、
こんなインスピレーションが来ました。
“Rejoice!”(リジョイス!喜ぼう!) *
つまり、「小鳥たちのように喜びなさい。」というメッセージ。私の心は、プルプル、柔らかくなり、つい踊ってしまいそう。
これを録音したのは、5:55AM でした。もうすでに明るくなっていたので、
たぶん、コーラスのピークを越えていたと思います。
私の経験からいうと、暗い方が、ドーンコーラスは高らかなのです。(いつもそうとは限らないかも)
思い出すのは、もう10年以上も前に、この同じヒートンパークで、イースターのお祝いの早朝サービス(歌とお祈り)に参加したときのことです。
その早朝サービスは、ヒートン・ロードにある7つの教会が合同で企画したものでした。一つの通りに7つも教会があるというのは、
イギリスでもわりと珍しいかもしれませんが、教派の違う教会が一緒に合同企画というのは、なお珍しいことだと思います。
たぶん、朝の6時ごろが集合だったと思います。集合場所である公園の真ん中にあるパビリオンに向かい、
この森沿いに歩いたのは、まだ薄暗くて、一人だとちょっと怖いくらいの時間でした。
(イースターは、毎年日にちが変わるので、その年は、3月だったのかも)。
おまけに朝霧が深い朝。
神秘的な雰囲気の中、自分もスピリットになったみたいに、ふわふわ歩いていたのですが
(たぶん、眠さもあって)、そのときのドーンコーラスに、
思わず立ち止まってしまうくらい、びっくりしていました。
驚きを超えて、畏敬の念を持つくらい、その朝のドーンコーラスは、パワフルでした。
たぶん、今朝の10倍くらいの迫力。
何気に公園に来たら、生のベートーヴェン交響曲をやっていた!
というくらいの衝撃がありました。
あまりにそのさえずりが強く、歓喜に満ちているという感じがして、不思議な力をそこからもらえたという感覚が来ました。
集まった教会の人たちと、すごいドーンコーラスだね、と話したことも覚えています。
そのころ、シングルマザーとして本当に大変だったから、特別なイースターのギフトが贈られたのだと、受け取りました。
小鳥たちの夜明けの歌声に、こんなに励まされたのは、私にとっては一つの小さな奇跡。
その励ましは、あとあと苦しいときに幾度も私を支えてくれました。なぜなら、ドーンコーラスは、小鳥たちの素敵な歌、
というだけではなく、もう一つの意味があるからです。
その意味とは、さらに素晴らしいと私も思うのですが、
夜明け前のまだ暗いときに、小鳥たちは精一杯(歓喜の)声をあげる、
ということです。
でもなぜ、一番暗くて、一日の中で一番寒い時なのに、歌を歌えるの?
と素朴な疑問がわくかもしれません。
—なぜなら、日がもうすぐ登るということを、
小鳥たちが感じている、
または潜在的にわかっているからです。
光が来ると、体感して(信じて)いるからです。
これ(左)は、うちのバスルームにはってあるカードです。
訳:信仰とは、夜明け前の闇の中で光を感じ歌っている鳥のようなもの タゴール
創造主のすごいのは、
その夜明けに敏感な感覚を
「小鳥たちに」与えられた、ということ。
もし、その感覚を犬や猫に与えていたら、私たちの朝は、こんなに平安なものではなかったかもしれません。
なにしろ、犬を飼っているおうちはイギリスには五万といるし、猫をかっているおうちもたくさんありますから。
朝早くにワンワン🐶 、ニャーニャー🐈 の合唱が始まったら、無理やり起こされて不機嫌になる人が
わんさか出てくること間違いなし。
それよりも、ピチュピチュ小鳥🐦 のドーンコーラスの方がずっと、耳障りがいいですものね。😊
もし今人生の暗闇を感じている人、コロナで閉塞感を感じている人がいれば、
このドーンコーラスが少しでも励ましになるといいなあ、と思います。
すでに光を感じて日々ポジティブに生きている人は、さらに、内なる喜びにフォーカスしていけますように。
*「いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい」(ピリピ4:4)という言葉が聖書の中にあります。小鳥たちは、この言葉を自然に実行できる DNA が組み込まれているのかもしれませんね。
輝く Wellbeing を!
さゆり